真の願い

願いにはコツがある。いい願いと悪い願い

穂高連峰
たかかず

願いにはいい願いと悪い願いがある

願いを叶えるにあたって、そもそも何を願うかというのは重要な話なのですが、何を願うかについてはあまり触れられることはありません。というのも、願いというのは自然と心から湧き出てくるものであり、いいとか悪いとかの話ではないと考えられているためです。しかし、我々は何を願うか自分で選ぶ事ができます。心に浮かんだ願いを吟味し、叶えるに値する願いかあきらめるべき願いかをちゃんと考えないと、限りある人生をあきらめるべき願いのために浪費してしまいかねません。

では、いい願いとは何でしょうか。いい願いの条件は2つあります。まず、達成可能でかつ努力が必要な願いであることです。小学生が宇宙飛行士になりたいと願うのはいい願いですが、80歳のおじいちゃんが宇宙飛行士になりたいと願うのは悪い願いだと思います。また、普通の人が100m走で10秒切りたいとか、重量挙げで世界一になりたいとか、努力してもどうにもならないレベルの願いも悪い願いになります。達成可能かどうかは、他に達成した人がどれぐらいいるかで図ることができます。もちろん、その人に他の人にはない能力があり、その能力で前人未到の目標を達成するという願いはいい願いになると思います。とにかく、その願いに勝算があること、勝算に向けて十分努力する時間と能力があることがまずは条件になります。

次に、人に迷惑をかけない願いであること、人を幸せにできる願いであればなおいいです。もちろん、願いを叶える過程で人の助けを借りないといけない場合はあると思います。その、過程で人に迷惑をかけるような場合、結果として願いが叶った暁にはその迷惑をかけた人に恩返しができるような願いであれば問題ないと思います。とにかく、人の善意を踏みにじるとか、人の幸せを奪う、不幸に陥れるような願いは叶ったとしても恨みを買ったり、何かの拍子に不幸になったときに誰にも助けてもらえなくなったり、自分に跳ね返ってくる可能性があるため避けるべきだと思います。

穂高連峰

心に浮かんでくるいい願いを見つけ、叶え続ける

こうして、吟味した願いを叶えるために日々努力を続ける人生こそ、充実したすばらしい人生になり得ます。さながら山の頂を目指す登山家のように目の前の一歩を大切にしつつ気がつけば山頂に立ち、雄大な景色を見下ろすようなイメージです。その過程では、登っているはずなのに下りがあったり、まっすぐ山頂に向かおうとしたら途中に絶壁があり大きく迂回しなければならなかったり、天候不良で山頂を間近にして撤退を余儀なくされたりと、色々なアクシデントが待ち構えている可能性はあります。一生かけても時間が足りないかもしれません。それでも、自分が登るべき山頂が前述の条件を満たすいい願いであれば、その過程は充実したものであり全力を出して山頂にたどり着けなかったとしても悔いは残りにくくなるのではないでしょうか。

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ネフライト
ネフライト
カバラ占術師
アンチスピリチュアル占い師。
占いで未来は予言できない。 パワーストーンはただの石。
セミナーを受けただけでは成功しない。鏡を買っただけでは美しさを手に入れられない。
受けたセミナーの内容を実践し、毎日鏡を眺め、自分を磨くから成功を美しさを手に入れられる。
占いはあなたの心の中の答えを顕在化するカウンセリング。
パワーストーンは心を映す鏡です。
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