願いを叶える方法

神は存在する?神や宇宙エネルギーについての仮説

宇宙との交信
たかかず

この世界はフラクタルであると言う事実

フラクタル(自己相似)と言うのは、例えば原子レベルの小さな世界とと宇宙空間とがよく似た構造になっているだとか、株価の動きが1分単位の動きと、1か月単位の動きをチャートで表現するとよく似た形をしているだとかのことを言います。この世界では、このようなフラクタルな構造が随所に見られます。

宇宙全体が人体のような構造だとしたら

このフラクタル構造が宇宙と人体にも存在するとしたら、我々の「自我」とか「やる気」のようなものがこの宇宙全体に存在する可能性はあるのではないでしょうか。人間の体は積極的な姿勢でポジティブに生きている時は細胞は活性化され、病にも強くなります。この細胞一つ一つが生物一つ一つだと考えると、神とか宇宙エネルギーと言われているものは人体でいう自我とかやる気のようなものなのではないでしょうか。

細胞から見た時の「自我」や「やる気」

例えば我々が、血液中の赤血球の一つのようなもので人体全体が宇宙全体だったと考えると、赤血球一つが自我ややる気を認識することは無いでしょう。ただ、その自我ややる気に影響は受けるはずです。また自我ややる気の方でも赤血球一つを取り立ててコントロールすることはできません。

我々は神を見たことが無く、その存在を感じることができるだけだというのも、こういうことであれば荒唐無稽な話ではなくなります。「自我」は体の特定の部位に存在しているわけではなく、姿かたちもないただの現象です。しかし現実に我々は今、自我を認識しています。認識していないのは赤ん坊か痴ほう症を患ってしまった高齢者ぐらいです。

自我=自分自身だと思っている方がほとんどですが、自我は生まれる前には存在せず、死ぬ前になくなってしまうことも多々あります。したがって、自我というのは自分そのものというよりは、人体という小宇宙を統制する人が獲得した能力に過ぎず、自分そのものではありません(自分をどう定義するかにもよりますが)。

神に頼んでも意味がない

この「この宇宙における神は人体における自我のようなもの」という仮説が正しい場合、神は実在すると同時に、神にすがってもあまり意味がないことがわかります。

あなたは自分の体内を流れる赤血球の一つが無病息災を願ったからと言ってその願いを認識できません。仮に各細胞の願いを認識できたとして、すべての願いを聞き入れることはできません。また、仮に聞き入れることができたとしても、聞き入れようとすると体が危機に瀕するようであれば、生存するための行動を優先すると思います。

神の正体が人間における自我のようなものだとすると姿はありません。しかし確実に存在します「我思う故に我あり」です。そして、体から見れば自我は生きるために最善を尽くしているはずですが、人によっては体に悪いことを好んでやる人がいたり、自殺願望がある人がいたりする人もいます。最善を尽くしていても病や寿命で最後は亡くなります。そう考えると神も万能ではありません。ただ、普通は死にたくないでしょうから、結果的に我々をお守りくださる存在になっているのではないかと思います。少なくともいえるのは個々の願望を叶えるような存在ではなく、この宇宙全体にとって最善を尽くそうとする存在ということです。

我々は神にお願いしても聞き入れてもらえる可能性はほぼゼロで、神に日々生かされていることを感謝するのがせいぜいです。自分に何のメリットも与えてくれないのなら信仰しないというのであれば、しなくてもいいでしょう。我々が体の細胞に何を願われてもやることは変わらないように、我々が信仰してもしなくても、神は自分がやりたいことをやるのみです。

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ネフライト
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カバラ占術師
アンチスピリチュアル占い師。
占いで未来は予言できない。 パワーストーンはただの石。
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受けたセミナーの内容を実践し、毎日鏡を眺め、自分を磨くから成功を美しさを手に入れられる。
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